「自分の運転が不安…。」と語るドライバーのために、福祉施設で車両管理システムを導入した理由。

「自分の運転が不安…。」と語るドライバーのために、福祉施設で車両管理システムを導入した理由。

  • 会社名(団体名)

    社会福祉法人愛和

  • 業種

    特別養護老人ホーム施設の運営

  • 管理車両台数

    1

  • 社員数

    -

  • ご担当者様

    中嶋修様 小林義昭様

  • 事業内容

    特別養護老人ホーム施設の運営

「自分の運転が不安…。」と語るドライバーのために、福祉施設で車両管理システムを導入した理由。

多くの福祉施設では、送迎車両のドライバーとして再雇用の方が働いていらっしゃいます。そんな中、昨今の高齢者による運転事故のニュースなどから、ドライバーの方自身が運転に不安を感じていらっしゃる場合も多いようです。「特別養護老人ホーム 愛和の里」様では、ドライバーの方に安心して送迎業務にあたっていただけるように、車両管理システムを活用。今回、管理者である施設長の中嶋修様とドライバーの小林義昭様のお二人に、お話を伺いました。

特別養護老人ホームの送迎とは

はじめに御社について、教えていただけますか?

中嶋様(以下、敬称略):社会福祉法人愛和では特別養護老人ホーム「愛和の里」という施設を運営しております。当施設はご入居用に90床、短期入所用に10床を構えています。

車両の用途としてはメインは短期入所の方向けの送迎ですが、こちらで生活されている入居者さんを病院へお連れするときの送迎にも使っております。

本日インタビューさせていただきますお二方のご担当業務についても教えていただけますでしょうか。

中嶋:私は施設長として施設全体の管理者をしておりまして、こちらの小林さんは、先ほど申し上げた送迎車両のドライバーを担当されております。

現在SmartDrive Fleetの導入台数は1台ですが、車両は何台お持ちなのでしょうか?

中嶋:送迎で使用しているものは3台で、ドライバーが4名です。ドライバーさんには当直(夜勤)もしていただいているのですが、常時1名施設にいるという体制なので、3台あるとはいえ、3台が常に稼働している訳ではありません。それぞれ車に特徴があって使い分けをしておりますので、送迎車としては常時1台どれかを使うという運用になります。

SmartDriveデバイスはシガーソケットに簡単に装着ができますので、ドライバーさんが外出される際に持ち運ぶという使い方をしています。

車両管理システムを検討した理由

基本的に車両として稼働しているのは1台であるという中で、車両管理システムを入れようと思った理由は何でしょうか?

中嶋:小林さんの前ではちょっと失礼にあたるかもしれないのですが、ドライバーの方の中には結構年配の方が多いんです。昨今、高齢者の運転による痛ましい事故が報道される中で、運転されるご本人が「自分の運転でいいのかな」と心配をされていたのです。そういう中で、じゃあどうしようかと。

最初に出た案が、私などの職員が同乗し、皆さんの運転がどうかというのを判断してみるというもの。ただ、このコロナ禍の中において、一緒に出かけるというのもなかなか難しいなと。そんな話をしているときに、御社のことを知りました。

概要を聞いて「いいな」と思ったポイントが、加速や減速といった運転の特徴をを機械的に、客観的にスコアとして出してくれるところ。下手に私が同乗しての個人的な感想を述べるよりも、もっと頼りになるんじゃないかと思いました。また、それをフィードバックされたドライバーさんにしても、車両管理システムが採点したスコアの方が素直に受け入れられるかなと。運転って好みもあると思いますので、私が「こうじゃないか、ああじゃないか」と言うよりも効果があると考えて、導入をさせていただきました。

コロナ禍というのはもちろん予測できない要因ではありましたが、確かに人の感覚だと「私はこう思った」という個人の意見に振り回されてしまうということにもなりかねません。

中嶋:そうですね。なので事務長が「こんなものがあるよ、やってみない?」とSmartDrive Fleetの情報を持ってきてくれて、とても助かりました。タイミング的にも面白そうですね、ということになり、こちらから問い合わせしてお話を聞かせていただきました。

SmartDrive Fleetは、インターネットで検索してお問合せ頂いたのでしょうか?

中嶋:はい。ただ実は最初は御社の製品含めて色々なサービスを比較検討していました。中にはタクシーや運送業向けシステムもあったのですが、それだと我々にはちょっと重厚長大すぎるし、少しニーズがマッチしないなと。SmartDrive Fleetは丁度我々が必要としていた、運転の状況を客観的に評価してくれるというシンプルさがマッチしたので、いいんじゃないかと。

ドライバーの小林様にもお伺いしたいのですが、小林様自身も運転をされるときに、「自分の運転が不安だ」という風に考えていらっしゃったんでしょうか?

小林様(以下、敬称略):私達は年齢でいうとすでに70歳を越えています。なのでドライバーとして働いている中で、「このままの状態でいいのか」という心配は持っていました。高齢者の運転は色々と問題があると言われているのは分かっていますので、乗車される皆さんも心配されているんじゃないかと。それで施設長に「一度乗って我々の運転を判断してくださいよ」と言った話から、こういうことになったんです。

そして、結果的にSmartDrive Fleetを使うという形になって、今ちょうど一か月くらいでしょうか。現在も運転をさせていただいています。

もともと運転はお好きでいらっしゃったんですか?

小林様:そうですね、車に乗ってどこでも行っちゃうほうでした。それでもやっぱり心配だったんです。

ご自身で対策を進言されたというのは、本当にすごい事ですね。

集計データを共有し、ドライバー同士で振り返りを実施

次にSmartDrive Fleetについてお伺いしたいのですが、実際の使い勝手について、どのように感じていらっしゃいますか?

中嶋:まず私から見ての意見ですが、SmartDrive Fleetには本当に多くの機能があるじゃないですか。ですが、当施設では正直ほとんどの機能をまだ使っていません。今の使い方としては、集計機能をつかって毎日の走行距離やスコアを出し、それを小林さんの方にフィードバックして、他のドライバーの方みなさんに共有して頂く、ということをしています。なので搭載されている機能を使いこなせている、とは言えないと思います。ただ、それだけでもすごく役に立っているんです。

小林さんにフィードバックさせていただいた結果の中にスコアが低い日があると、「その日はあそこの利用者さんのところに行って、あの道はこうだから急ハンドルが出ちゃうんだ」とか、そういうことをちゃんと分析してもらっているんですね。

ですのでスコアがどうだったかというよりも、そういった要因をちゃんと振り返り、ご自身でも理解していただいているので、私としては安心できるなと感じています。

データを見て指導するとかではなく、小林様含めドライバーの方自身が「自分のあの時の運転はどうだったか」というのを振り返っていらっしゃるんですね。

小林:そうですね。私もスコアや走行距離を見て、この日はどこへ行ったかというのをまず考えて、「あそこの道路の状況はどうです?」「車の量はどうでした?」等の話を全員でしています。そして、「それじゃあここはもうちょっと変えてみようか」とか、改善に向けた話をするときにも、SmartDrive Fleetを使っています。

ちなみに、デバイスをつけて初めてご自身の運転を振り返ったときは、自分の感覚と比べてどうでしたか?

小林:正直言うと、結構厳しいもんだなというのがありましたね(笑)

中嶋:4人ドライバーがいるんですが、実は一番点数低かったのは小林さんだったんですよ(笑)。それはちょっと気にされていましたね。

小林:それもあって、「どうしてかな」というのを考えるようになったんです。

なるほど!その後考えるようになってから、実際に運転する中で注意するようになったところもあるのでしょうか?

小林:やっぱり、なるべく急発進や急ブレーキをしないようにしようと意識するようになりました。落ち着いて操作するようになったと言うんでしょうか。そのような意識を持つようになりました。

楽しみながら、振り返りもしっかりされているということでしょうか。

小林:そうですね、せっかくなので有効に使わせて貰わないと。

実際の利用者さんの声などにも変化はありましたか?

中嶋:まだ導入して1か月なのでそこまで明確な声としては無いのですが、一方で悪い声も聞こえて来ていないので、普段から良い運転をしてくれているんだなと感謝しています。

「車いすでも安心できる運転」を目指して

先ほど小林様が「落ち着いて操作するようになった」と仰っていましたが、送迎車両ならではの気を付けているポイントがあれば教えていただけますか?

小林:乗っていただいている方の中には、車いすのまま乗車される方も多くいらっしゃいます。そして車いすの場合、乗っている間はタイヤのところで固定されるだけなので、普通に座るよりも不安定なんですよね。ドライバー4人でいつも話すのは、「俺たちが車いすに乗っているとしても、安心して乗れるような運転をしような」ということ。どんな方でも安心できる運転をしていきたい、という我々の声を聞いて、施設長がSmartDrive Fleetを導入し、自分たち一人ひとりがチェックできて、自主改善に繋がるような方向にもっていってくれたと思っています。

これからも、高齢の方を不安定なところに乗せて送迎しているんだから、不安をあたえない運転をしていこう。これが私たち全員の考えです。

本当にすばらしいです!弊社のサービスに対して今後期待しているポイントなどがあれば、教えていただけますか?

中嶋:今の時点では、現在使っている機能で十分満足していますよ。リアルタイムの機能などは普段はあまり使わないですが、つい最近急な用事があって「今どこにいるのかな」という確認するときに使用し、とても便利でした。また利用する中で色々触ってみたいと思います。何かありましたら連絡させていただきますね。

ありがとうございます。それでは最後に、中嶋様が思う愛和の里さまの特徴を教えていただけますか?

中嶋:先ほども申し上げた通り、利用者さんは皆さんご高齢の方となりますし、特に入居の方は当施設で24時間生活をされています。そんな中で、小林さんの話もそうなのですが、職員が利用者さんのことをすごく考えてくれているのを私はいつも感じています。ドライバーの方も、介護職の方も、他にも専門職の方やいろいろな職員がいるのですが、それぞれがみんな利用者さんのほうを向いて考えながら仕事をしてくれています。ですので私自身は利用者さんと直接触れ合う機会が少なくても、職員のほうをみていれば安心できるな、という風に思っています。常に利用者目線で皆が動いている施設だと感じています。

このような組織風土があるからこそ、SmartDrive Fleetを有意義に活用できているのだと思っています。

お二人とも前向きに明るくお話をしてくださり、私もとても温かい気持ちになりました。福祉施設のドライバーさんは一度リタイアされた方が再雇用で従事されているケースも多いと思います。そういった方々にとっても非常に参考になるお話だったのではないでしょうか。

中嶋さま、小林さま、お忙しい中どうもありがとうございました。

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