「損得よりも善悪を優先しよう」ベルクの行動指針が体現する、物流業界向け配車最適化ソリューションの活用事例

「損得よりも善悪を優先しよう」ベルクの行動指針が体現する、物流業界向け配車最適化ソリューションの活用事例

  • 会社名(団体名)

    株式会社ベルク ロジスティクス

  • 業種

    卸売・小売

  • 管理車両台数

    235台

  • 社員数

    2000名

  • ご担当者様

    阿部 祐さま

  • 事業内容

    関東地方で約110店舗を展開する食品スーパーマーケットチェーン

「損得よりも善悪を優先しよう」ベルクの行動指針が体現する、物流業界向け配車最適化ソリューションの活用事例

「Better Life with Community(地域社会の人々に より充実した生活を)」をコンセプトに、お客様が気持ちよく買い物できるスーパーマーケットを展開しているベルク。その理念はスタッフや共に働く協力会社にも受け継がれ、店舗の標準化や作業効率向上など、日々より良い店舗づくりが行われています。

同社は“妥協せずに取り組む”スタッフが多いとのことですが、どのように車両管理システムや、配車最適化ソリューションを活用し、業務改善に取り組んでいるのでしょうか? お話を伺いました。

大事にしているのは「お客様が欲しいものを欲しい時に確実に届けること」

はじめに、ベルク様の事業内容について教えていただけますか。

ベルクは埼玉県を中心にスーパーマーケットを展開する小売業です。店舗の施設や売り場など、ベルクのコアな部分はすべて標準化されているのが弊社の強みです。

また、ロジスティクスセンターを自社で運営しているので、管理の手間や無駄な時間を省き、販売における機会ロスを最小限にしています。欲しい時に欲しいものが届く、つまりオンタイムで仕入れができるということは、お客様視点で「欲しいものが必ず売り場にある」状態であること。「もっと早く届けることができれば売れたのに」「欲しいものがお店になかった」を減らして、必要な商品を確実に揃え、お客様を売り場でお出迎えする。これが私たちが、非常に大事にしていることです。

車両管理システム導入の決め手は「スピード感」

SmartDrive Fleetを導入したきっかけについて教えてください。

ロジスティクスセンターに関して情報を収集していた際に、ご紹介いただいたことがきっかけです。

紹介経由でスマートドライブを知り、導入を検討されはじめたとのことですが、導入の決め手となったのは?

問い合わせや改善の要望に対するアクションが非常に早かったことが決め手です。初めにSmartDrive Fleetのデバイスを手に取ったときは、シガーソケットに挿すだけなので、「これって本当に車両管理のサービスなのかな?」という感覚を受けました。こんなに簡単に利用開始できるのか、って。導入時より私たちの要望に即しながら改善を重ねていただき、今では見違えるほど有効なサービスとして大活用しています!

私たちも、ベルクのご担当者さまから細かいフィードバックをたくさんいただけたおかげで、より良いサービスへと進化させることができたと思っています。現場の細かい情報を教えていただくことで学びや気づきを得ることができますし、ソリューションに磨きがかったと思います。

もっとも素晴らしいのはスピード感。たとえ拙速でも、絶対に早い方が良い。そして、導入されたらそこで終わるのではなく、お互い走りながら考えていくことが重要ですし、それができるのがスマートドライブの良いところです。「この機能に対してベルクはこうしたい」という要望を素早くキャッチして、迅速に対応いただける。フィードバックの内容が私たちの望むものではない場合も、それに対してさらに修正してフィードバックをくださる。そのレスポンスの速さはスマートドライブならではと言えるんじゃないでしょうか。

そういう点では他社とは良い意味で異なりますし、現場で対応してくれる方や窓口になっている方も含め会社の考えが体現されていると感じますね。

改善を繰り返しながらよりよいサービスへ進化する

改善の対応が早いとのことですが、たとえばどのような要望に対し、どのような機能が反映されましたか。

まず、地図の画面を変更いただきました。最初は電車の線路の方が道路よりも大きく表示されていたので車両の位置が少しわかりづらかったのですが、変更後は道路の表示が大きく明確になり、車両の位置情報が確認しやすくなりました。

他にも、停車中の車両と運行中の車両の色が分別されたことで、一目で稼働状況が把握できるようになったり、車両が密集して表示されていても拡大すれば個別に状況が把握できたり、使用していない画面は非表示にできたり…。日々進化を遂げているので、管理画面を目にするたび、「あれ、アップデートされている!」と驚くことがありますね。

現場のメンバーがスマートドライブにお願いする内容は、現場の経験が反映されたリアルなものばかり。物流に携わっている人からすれば、痒いところに手が届くサービスだと思います。

実は、数日前に上長からSmartDrive Fleetの活用について進捗を求められまして。データを示しながら、現在はこんなことができて、今後はこの課題について取り組みますと伝えたところ、「そこまでできるようになったんだ!」と感嘆の声を漏らしていました。

自動的にアップデートされ、改良が進んでいくのはクラウドサービスならではの利点です。「ここが使いやすい」「この機能が便利」など、そのほかのご感想を教えてください。

そうですね、シガーソケットにIoTデバイスを挿し込むだけで簡単に利用が開始できるし、誰でも直感的に使えるところも嬉しいポイントです。最近ではスマホのアプリで車両管理を行えるものもありますが、ドライバーの中にはスマホを所有していない方も多くいますし、スマホを持っていたとしても走行中や作業中に操作する手間が出てしまう。その点、スマートドライブのデバイスは本社でドライバーの動きを把握し、的確な指示ができるので、ドライバーに負担がかかりません。

弊社では、働く環境をより快適にするためにさまざまな工夫を凝らしています。その一つとして、シガーソケットで利用できる分配器(※)をIoTデバイスと一緒にドライバーに提供しています。シガーソケットで、電子機器の充電している方も多くいますので、シガーソケットから給電などができなくなってしまうと不便さを感じてしまうでしょう。どんなに小さなことでも、ドライバーの負担を軽減する工夫は惜しみたくないんです。そういう環境も手伝ってか、現在は235台の車両にSmartDrive Fleetを設置していますが、ドライバーからクレームがあがったことは一度たりともありませんね。

※二股充電ソケット。

ありがとうございます。他にも便利だと感じる機能はございますか?

中でも非常に便利なのが、リアルタイムで現在地がわかること。台風や地震など、自然災害が発生したときは、ドライバーの安否をすぐに確認したいですし、商品が無事に到着できるかも気になります。平常時はもちろん、不測の事態でもリアルタイムに車両の位置情報がわかれば、互いに連携が取りやすいですし、何よりも安心ですよね。

近年、台風や大雨による災害が頻繁に発生していますから、ドライバーと荷物の安否確認、位置情報の把握は今後ますます重要性を増すかと思います。

災害だけでなく、渋滞もそうですね。お盆や年末などは道路が混雑しやすくなりますが、道路状況がわからない本部側からすれば、各車両のリアルタイムの位置情報は重要なデータ。状況に合わせて適切な指示出しができますし、ドライバーを安全かつ迅速に店舗へ誘導することもできます。そういう面では本当に便利なサービスだと思います。

車両管理システムだけでなく、配車最適化ソリューションも活用

現在は車両管理システムだけでなく、配車最適化ソリューションも活用されていると伺いました。

はい。各拠点の発着時間の管理に、モノフルさんとスマートドライブが共同開発した到着時間の遅延などを通知する「着タイム」を活用し、到着予定時刻の把握や遅延時に発生する業務を削減することができています。

ありがとうございます。ほかにもMobility Data Platformも活用しているとのことですが、導入した効果をお聞かせいただけますか?

Mobility Data Platformのアナリティクス機能では、次の配車計画の際に注意すべき点を日々集計確認することが出来るため、配車計画とそれに対する実績管理を適切に行えるようになりました。具体的には、高速道路の使用区間や休息時間・拘束時間の可視化など、配送ルートを詳細に取得できるようになったため、ドライバーに負担がなく、かつコスト削減に繋がるような配車が可能になりました。

ドライバーに負担がなく、コスト削減に繋がる配車とは?

今までは店舗最寄りの高速インターから配送センター近くのインター間を走行していました。導入後は、走行履歴のデータと休息時間を照らし合わせながらルートを細かく区切り、もう少し手前で降りて配送してもいいだろうと判断して、修正をしたのです。拘束時間や休息時間を可視化できるので、ドライバーに無理がないよう、余裕を持った走行ルートを提示できますし、高速料金は一区画でも金額が大きく変わりますから、トータルの金額にすると大幅なコスト削減につながるんですよ。

SmartDriveが提供する様々なソリューションを活用し、さらなる配車最適化を目指す

クラウド車両管理システムのSmartDrive Fleetを始め、「着タイム」や「Mobility Data Platform」など自社の課題にあった機能をうまく活用されていますが、今後、配車計画を最適化するためにどのような取り組みを推進されたいですか。

引き続き、配車計画の見直しに注力しながら、車両の配送回数を最適化していきたいですね。また、車両台数を削減して、より効率的かつスピーディーな配送が実現できればと考えています。

走行データの可視化や分析が簡単に行えるMobility Data Platformのアナリティクス機能を活用して配車計画の最適化は実現できそうですか?

細かく様々な角度からデータが見れるようになったことは、非常に助かっています。季節や時間帯によって、配送にかかる時間が具体的にどの程度変わるのかが分かってきましたので、運送会社さんと調整しながら車両台数を最適化できればいいなと。

また、配車計画の作成作業が属人化していた部分があったのですが、だいぶ標準化してきました。現在、積載量も含めた配車最適化ができるように改善していますが、さらにスマートドライブが進化し、初心者でも簡単に配車計画が立てられるようにしてもらえると、もっとありがたいですね。

データを見ながら運送会社と改善を進められるので、良好な関係を築けていると伺っています。

運送会社には定期的に日報を提出いただき、私たちが取得した走行記録と合わせてその内容をすり合わせ、次回の配車計画を立てています。ここで重要なのはやっぱりデータ。詳細にデータを見て、実態を把握し、互いに納得感があるベストな配送を目指しています。

もう一つ大事にしているのが、ドライバーになるべく負荷をかけないこと。先ほどお話した工夫に加え、荷下ろしの作業負担が軽減できるように全店舗にリフターを設置しています。

細かな管理はドライバーから「監視」と捉えられることもあります。しかし御社は、普段からドライバーの負担を軽減する工夫を取り入れて信頼関係の土台を構築しているため、ネガティブな印象を与えることがないのでしょう。

そうですね、普段からドライバーとしっかりコミュニケーションを取るようにしています。普段から会話をしていないと、いざとなったときに認識にズレが出たり、話が噛み合わなくなったりしますから。お互い気持ちよく仕事をするためにも、コミュニケーションは重視しています。距離感が遠い企業だと、監視と思われてしまうかもしれませんね。

お伺いする度に、いつも前向きで人情味のある暖かい企業だと感じます。御社が大事にしている文化について教えてください。

ベルクの行動指針では「損得よりも善悪を優先しよう」を第一に掲げ、日頃から目先の損得に惑わされず、コンプライアンスを重視し、お客さまに誠実であることを心がけています。一緒にお仕事させていただいている企業や人と誠実に向き合い、どうすればみなさんの負担を減らし、業務が円滑に回るかを考え、実践する。それがベルクです。

ベルクに在籍しているのは妥協しないメンバーばかりですが、そのニーズに合わせて迅速に対応してくれるのがスマートドライブ。本当に導入してよかったと思いますし、非常に満足しています。

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導入事例をまとめてご紹介

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SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。