「事故は起きるもの」からのスタート。車両管理サービスを活用して取り組む安全運転への意識改善。

「事故は起きるもの」からのスタート。車両管理サービスを活用して取り組む安全運転への意識改善。

  • 会社名

    株式会社クラフティ

  • 業種

    サービス業

  • 管理車両台数

    -

  • 社員数

    -

  • ご担当者様

    山路 洋一

  • 事業内容

    OA機器や映像機器、音響機器のレンタル・リース

「事故は起きるもの」からのスタート。車両管理サービスを活用して取り組む安全運転への意識改善。

はじめに

法人様向けOA機器&映像/音響機器レンタル・リースを行うクラフティさま。一般オフィスだけでなく建設現場やイベント会場に機材を納品しており、その移動時に車両を活用しています。
今回、同社において2018年春より「安全運転」への取り組みを推進している山路さまに取り組みに至った背景やこれまでの効果、今後の展望についてお話を伺いました。

取締役 CS事業部 事業部長 山路 洋一さま

車両管理システムの導入前に抱えていた課題

- 山路さまが「安全運転推進」のプロジェクトを担当するに至った背景についてお聞かせください。

まず私のメインの役割としてはCS事業部(カスタマーサービスとカスタマーサティスファクションの意味合いを両方備えている)で、納品した機器のアフターサービスを行う部門の事業部長となります。ですので安全運転はCS事業としてのミッションには含まれてはいないというのが現状です。
ただ、車両に乗る多くのメンバーが私の事業部に属している、ということもあり担当を務めることになったというのが背景となります。

- なぜ、「安全運転推進」のプロジェクトがはじまったのでしょうか?

車両事故が軽微なものも含め頻繁に起こり、またそれが長らく続いていた、というのがきっかけです。このプロジェクトが始まるまでは残念ながら全社的には車両事故に対してそこまで大きな課題として捉えていなかったのです。現場で担当しているメンバーは、たとえ車を擦ってしまっていても「こんなのは事故に入らない」と思っていました。機械を直す人たちが多いのもあって、「壊れたら直したらいい」という考えもどこかにあったのではないでしょうか。 

- 安全運転推進にむけて『SmartDrive Fleet』を選択した理由を教えてください。

最初はどういった車両管理システムがあるかもわからなかったのでプロジェクトメンバーで色々と調べました。そこで、『SmartDrive Fleet』のホームページもみたし、他社のホームページもみました。その中でもサイトの雰囲気が非常に良かったのでスマートドライブ社へ問い合わせをしようと思いました。

もともと複数社に話を聞いてみるつもりだったのですが、1番最初に『SmartDrive Fleet』の話を聞いて、すぐにこの会社にしよう、と決めました。理由は2点あって「機能やサービスがニーズにマッチした」「営業担当に安心感を持てた」からです。

1点目の機能について求めていたのは「安全運転が数値化できること」です。人が隣に乗ってこの運転は上手だ、とか下手だ、とかは公平じゃないだろうと思っていたので、なにか数値化できたほうがいいよね、という考えがありました。自分の運転に対して点数が出て、今日の運転は「こういうところがよくなかったよ」ということを客観的に機械が判定しているとしたら運転している人も納得感がありますよね。

ただ、安全運転の点数がわかっただけだと具体的にどうアクションすればいいのかわからない、という懸念点もありました。この懸念に対してもスマートドライブさんからはモビリティレポートとして車両運行分析のサービスの提案がありました。毎月、レポートをもとに社員ひとりひとりの走行に関して振り返り、改善につながるアクションプランが立てられるというのは他社にない魅力でした。

モビリティレポート(安全運転)のサンプル

2点目の営業担当への安心感についても実はかなり大きなポイントでした。私たちの課題は、ただシステムを導入するだけで終わるのではなく、取り組みを継続しながら徐々に解決を目指していくものだと考えていました。スマートドライブの営業担当は最初から「運用をどうすべきか」まで考えてくれていたし、このプロジェクトを成功させるために伴走してくれる人だなと思いました。もし違う担当の方だったら、いまどうなっているかわかりませんね。笑

導入してから生まれた効果

- 導入いただいてから毎月レポートをご提出させていただいています。ご覧いただくなかで気づいた点などはありますか?

毎月点数を見ていくことで気付けることは多いです。

たとえば少し点数が悪いドライバー(Aさん)に対して別のBさんが「Aさんは安全運転ができている」と言うことがあるのですが、比較してみるとBさんはAさんより平均スコアが低いというようなケースもある。Bさんの感覚でいくとAさんは「安全運転ができている」となっているのですが、客観的に見ると社内の平均より低く、どちらも改善していかないといけないね、と指導に役立てることもできます。

また、これまで平均スコアが高かった人の点数が下がりだすことがあるのですが、なにかあったのかなと聞いてみると何かしら問題を抱えていることがあったりしますね。仕事でうまくいかないことがあって悩んでいたり、私生活でも少し悩みを抱えていたり。単発単発ではなく毎月の推移をみているからこそ、隠そうと思っても自分の心の余裕みたいなのが出てくるのでしょうね。

レポート報告会の風景

- 「事故は起きるもの」という空気感を変えていく目標に対して、いま山路さまが感じていることを教えてください。

目標としている事故の削減、安全運転の強化という点ではこの数ヶ月において事故がゼロ件になるなど少しずつ実績は出てきているものの、まだまだこれからだと思っています。

ただ、安全運転に対する意識は変わってきたと思いますね。月に1回は上司と部下で安全運転の状況についても話をしてもらっていたり、危険運転のアラート通知が来るとドライバーへフィードバックする体制もできつつあります。拠点によっては運転から帰ってくると安全運転スコアが何点だったか、ゲーム感覚で取り組んでくれているところもあるようです。そうした点からも数字がとれるサービスを導入してよかったなと思っています。

その他にも各拠点ごとに無事故が何日間続いているのか、というボードを作って朝礼で確認していたり、仮に事故が発生してしまったら全拠点でどんな事故があったのかを共有するようにしています。まだまだこれからですけど、少しずつ改善に向かっています。

- その他『SmartDrive Fleet』を導入したことによる効果はありましたか?

これまで見えていなかった「社員がどのくらいの時間、どれくらいの距離を車両で走ってるのか」という実態が把握できるようになりました。

1つ特徴的な出来事としては、ある拠点で特定の人だけがやたらと長距離を走っていたことが判明したのですが、それが新入社員だったんです。ベテラン社員は対応できる案件の幅も広いので車両での移動距離は多くないのですが、経験に関係なく対応できる「搬入作業」などは新入社員の対応が増える傾向にあります。ただし、そこもバランスが重要でその人だけに負担が行き過ぎるのは当然良くない傾向です。そこで拠点長にフィードバックをすると、翌月からはある程度バランスが取れるようになりました。

長く働いてもらえる会社にしていくための「労働環境の改善」にも役立てていけるのではないかと感じています。

集計機能を用いると任意の期間のデータを集計し確認することが可能

- 最後に、今後の展望についてお聞かせください

安全運転の強化は今後も継続していく取り組みになります。私自身、現場に出ていた頃は「早く行かないと」と、全く自分に余裕がなくて安全運転もできていなかったと感じています。いまこの立場になって分かったことは、安全運転ができるかどうかは意識の問題です。だからこそ社内の空気も変えていけると信じています。

しっかり安全運転ができている人は褒めていきたいし、そうでない人には「大丈夫?」と声かけをしながら、社内の安全運転の意識強化に努めていきたいと思っています。

今後もSmartDrive Fleetやモビリティレポートを活用して車両管理を行い、安全運転の意識を高めることに繋げていきたいので引き続き宜しくお願いします!