「車両管理システムの導入で安全運転への意識が変わった」セガエンタテイメントのドライバーが語る成果の実感

「車両管理システムの導入で安全運転への意識が変わった」セガエンタテイメントのドライバーが語る成果の実感
株式会社セガ エンタテイメント
業種
アミューズメント
管理車両台数
45台
社員数
247人
事業内容
ゲームセンターの企画・運営 / 新しい遊空間の企画・設計・運営 / 飲食施設の企画・運営

車両管理サービスの導入に至った背景

SmartDrive Fleetを導入した目的を教えていただけますか。

導入に至った理由は、事故削減を第一に考えつつ、保険料などのコスト削減やCSR(企業の社会的責任)の観点でも必要だと考えたためです。

管理者視点で実感した車両管理システムの成果と今後の活用方法

SmartDrive Fleetを導入して、どのような効果がございましたか。

導入から3カ月が経過し、管理者視点では普段の走行距離、運転診断によるドライバーの運転状況、走行ルートが明確にわかるようになり、非常に助かっています。また、個別に運転の点数が出ますので、ドライバー自身の安全運転に対する意識が高まりましたね。利用者(ドライバー)からは、「運転日報が手書きから自動に変わって手間がなくなった」「走行記録が見直せるようになった」「運転診断で自分の運転を見直せるようになった」など、ポジティブな声が上がっています。

私たちは、各事故の件数を記録しているのですが、導入後はパンクと飛び石という不可抗力が原因の事故2件だけですので、確実に事故が減り、安全運転の啓蒙につながっていることがわかります。また、この度は、棟渡が安全運転イベントで全国一位を獲得したこともあり、事故削減と安全運転の評価値が上がりました。第一段階として考えていた「ドライバーの安全確保」にしっかりとつながりました。

SmartDrive Fleetの運用方法、また、今後取り組みたいことを教えてください。

四半期に一回、対象者、及び所属長に開示しながら注意喚起し、事故防止と安全確保を伝えています。次の段階では、以下の2点に取り組みたいと考えています。

・走行距離と用途から適正な台数を精査する
現在スマートドライブのデバイスは、会社で個人に貸与している車に取り付けています。エリアマネージャーとメカニックは利用する車両が異なるため2台以上であることが多いのですが、車両をシェアしたり、レンタカーを使用して2部署の共用車として一台で運用できるのではないかと考えています。

・ドライバーの労働環境を把握し、改善する
労務時間が長いと運転に集中出来なくなったり、疲労が溜まって事故につながったりする可能性が高まりますので、走行距離、時間、点数から、ドライバーの労務環境を把握し、働き方からもリスクを拾って改善していけるようにもしたいです。

ドライバーの安全確保、会社車両台数の適正化、事故による会社リスクの低減につとめて、事故によるコスト(車両修理費用、車両保険費用、保険会社などとの交渉期間や手間など)の低減、そして何よりも従業員の安全に貢献していきたいです。

現役ドライバーが語る車両管理サービス導入の効果

導入前は、ご自身の運転レベルをどのくらいだと思っていましたか?

運転がスコアとして評価されるツールは初めて利用しました。導入するまでは、自分の運転レベルがどれくらいかなど、考えもしませんでしたね。私自身は車が好きで、趣味はドライブ。18歳で免許を取得、事故を起こしたのは初めて車を購入した時に一度だけです。

今回、2019年7月からの棟渡様の1日単位の走行データを拝見すると、点数が徐々に良くなっていることがわかります。

導入してから、毎日スコアを気にするようになり、自然と意識が変わりました。利用開始当時は70点台後半でしたが、現在は80点台後半から90点以上。当時は安全運転を考慮せずに運転していたのですが、8月から本格導入したことで、安全運転を心がけるようになりました。スピードも出さなくなりましたし、前より車間も十分に取るようになったため、それが点数にも反映されているようです。

実際にどのような変化がありましたか。

正直に言いますと、導入する話を聞いて、はじめは“監視される”というネガティブなイメージを持っていました。しかし、実際に取り付けて業務に当たっていると何も気にすることはありませんし、逆に導入されて良かったと思います。意識も変わり、以前と比べて安全運転ができるようになりましたしね。

それに、手書きの日報が不要になりましたので、業務時間が大幅に短縮できました。手書きだと、記入漏れや記入忘れがたまに発生しますし、そもそも面倒でしたし。そんなちょっとした手間がなくなったので、本当に助かっていますね。

安全運転を啓蒙するために伝えたいことはございますか。

余裕を持って運転しましょう。SmartDriveFleetアプリの日報には、距離や時間が正確に反映されます。それを見ると、AからBに行くには大体このぐらい時間がかかると予測できますので、私はこの情報をもとにして余裕を持った移動スケジュールを作るようにしています。あとは、思いやりと譲り合いの心を持つことが大事。

安全運転を徹底するには、その人の意識を変えるのが一番早いですが、そうすんなりとは変えられないものです。その際は、自分一人だけではなく、他者の命を奪うことにもなるんだよと、命の尊さを伝えるようにしています。

データでみる安全運転ドライバーの増加

下記のグラフは、安全運転ドライバーの推移を表しています。

SmartDrive Fleetでは、車にかかるG値より運転レベルを採点しており、安全運転ドライバーの指標を77点以上としています。導入当初時からの安全運転ドライバーが増加していることがデータからも読み取れます。

安全運転ドライバー推移

筆者紹介

株式会社スマートドライブ
編集部

株式会社スマートドライブ編集部です。安全運転・車両管理・法令遵守についてわかりやすく解説します。株式会社スマートドライブは、2013年の創業以来、「移動の進化を後押しする」をコーポレートビジョンに掲げ、移動にまつわるモビリティサービスを提供しています。SmartDrive Fleetは、1,300社以上への導入実績があり、車両に関わる業務の改善や安全運転の推進などに役立てられています。また、東京証券取引所グロース市場に上場しています。 SmartDrive Fleetは情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度「ISMS認証(ISO/IEC 27001:2013)」を取得しています。

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導入事例をまとめてご紹介

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SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。

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