進化する東北地方の配送網!みちのくネットワークを支える東邦運輸倉庫株式会社の車両管理システム活用事例

進化する東北地方の配送網!みちのくネットワークを支える東邦運輸倉庫株式会社の車両管理システム活用事例

  • 会社名(団体名)

    東邦運輸倉庫株式会社

  • 業種

    物流

  • 管理車両台数

    4台

  • 社員数

    450名(系列会社含)

  • ご担当者様

  • 事業内容

    食品・建材・住設などを中心とした共同配送物流、輸配送サービス等

経済の血脈とも言われるほど、物流は人々の生活に必要なものであり、非常に重要な役割を担っています。どんな環境でも、東北の配送網を維持し続ける。長い歴史の中で培ってきた物流のノウハウを活かし、最善な物流サービスの提供に力を注がれているのが今回ご紹介する東邦運輸倉庫株式会社さまです。

コロナ禍をきっかけに車両管理システムを導入、業務でどのようにご活用いただいているのでしょうか?

インタビュイー:
東邦運輸倉庫株式会社  若生 宗高様
https://toho-twc.co.jp/

東北地方になくてはならない、“みちのくネットワーク”を構築された東邦運輸倉庫さま

まずは、御社の事業内容について教えてください。

今年で70周年を迎える東邦運輸倉庫株式会社は、経営理念に「最善な物流サービスの提供」を掲げ、東北地区に根ざした物流企業として、“みちのくネットワーク”と呼ばれる独自の共同配送システムを拡張し続けてきました。東北6県に倉庫と車両のアセットを持ち、食品、建材・住設などの共同配送を軸に低コストで安全・確実で高品質な物流を手がけており、地域の生活基盤を支える物流という視点で、社会に貢献し続けています。

“みちのくネットワーク”について、もう少し詳しくお話を伺えますか?

みちのくネットワークとは、当社と当社のグループ企業による配送網のネットワークのことです。青森、八戸、秋田、盛岡など、東北6県の主要要都市に倉庫・車両のアセットを有し、各地域デポとシステマティックな連携で迅速かつ柔軟、安全安心な物流を実現しました。東北地方の物流は、私どもにお任せください。

東北地方だけでもかなりの広範囲です。

よく神奈川と比較されますが、面積は神奈川の25〜26倍なのに、人口は東北6県を合わせてほぼ同じ。冬は積雪もありますから、配送が困難な地域も少なくはありません。そうした環境でもスムーズな物流を実現できるように、私たちが力を尽くしているのです。

東北で暮らす人々の生活を支えてらっしゃるのですね。その中で、若生様はどのような業務を担当されているのでしょうか?

私が所属する部署では、複合機、印刷機などの精密機械、重量物、それに付随する消耗品としてトナー・用紙を取り扱っており、メーカー様と共に東北の最善な物流を構築しています。

車両は何台、保有されていますか?

私の部署は運送部門ではなくて、倉庫事業がメインですので、自社では軽貨物の車両が5台ほどでしょうか。そのほか、宮城県内では、協力会社さんに専属便として軽貨物20台、2~4t車6台の稼働をご依頼させていただいております。長年、同じスタッフさんへご依頼しておりますが、ピーク時になると物流の総量が通常の3〜5倍に膨れ上がりますので、協力企業様の応援が欠かせません。協力し合いながら取り組んでおります。

新型コロナウイルスの感染拡大で、管理体制の強化が必須に

東邦運輸倉庫様には、2019年に一度、SmartDriveの車両管理システムをトライアルで使って頂いておりますが、当時は導入をお見送りされています。そもそも当時このシステムを試そうと思ったきっかけを教えてください。

トラックを何十台も保有する部門では、すでにデジタコを導入していましたが、私の所属する軽貨物事業は立ち上げから日も浅く、保有する車両も5台程度と小規模でしたので、部門内でシステム化を進めていなかったのです。日報も手書きで、管理らしい管理体制も整っているとは言いがたく、ややドライバー任せになっていました。このままでは安心・安全な運用とは言えないなと、運用体制、管理体制を見直すことにしたんですね。そこで、ドライブレコーダーより簡単に操作ができて、運用も負担がないものをと探していたところ、SmartDriveが目に留まりました。

ドライブレコーダーは設置の際に工事が必要ですし、工賃と導入費用を考えると高額になってしまいますね

そうですね。協力会社さんにも使っていただくには、簡単に設置できるものでなくてはなりませんから、インターネットで調べて、Webサイトからお問い合わせさせていただきました。

当時、トライアルで使用していただいいた時の感想を伺えますか?

トライアルでは自家用車のシガーソケットに差し込んで通勤時に使ってみたのですが、追加でシステムを導入する必要もなく、簡単に使えるところが良いなと感じました。また、どのような時に危険操作をするのかなど、普段は知ることができない自分の運転のクセを理解するきっかけになりました。

ありがとうございます。ちなみに…どのような懸念事項があったため、当時は導入に至らなかったのでしょうか?

いずれ導入しなくては、とは思いましたが、その時はまだ危機感が薄くて…。

実は改めて考えるきっかけになったのは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けたことでした。コロナが蔓延し、ドライバーはたとえ陽性反応が出ていなくても、濃厚接触者に該当しそうであればPCR検査を受ける必要があります。それと合わせて、そのドライバーの行動履歴を遡り、荷主さんへ何日か分の走行記録を全て共有する必要が出てきたのです。今までは、紙に手書きした記録をまとめるだけで、データで管理していませんでしたので、紙ベースの日報を荷主さんへ提出していました。

ただ、手書きなので全てが正確というわけではなく、抜け漏れやズレがいくつも見つかったことから、改めて今の管理体制を変えようと。そこでSmartDriveを思い出し、再びお声がけさせていただきました。

2年前から進化したSmartDriveに多くの期待を寄せて

コロナ禍をきっかけに思い出して頂きありがとうございます。改めて正式に導入いただいた訳ですが、率直な感想をお聞かせいただけますか?

2年前と比較して機能がすごくアップデートしており、業務に役立つ便利な機能が増えましたよね。私たちが抱えている多くの課題も、これらの機能で解決できるんじゃないかとワクワクしました。

現在どのような機能をお使い頂いておりますか?

まずは「日報」ですね。当初は運転日報の自動作成ができれば良いと思っていたのですが、訪問先のデータ、たとえば「●時●分に■■へ到着し、▲時▲分に出発した」というように、詳細な走行記録のデータを一元管理することで、そのデータを集計したり、分析したりして、現状の把握と改善点が明確化できるようになりました。ただの管理から、その先にある効率化、最適化といった業務改善に活用できる点が素晴らしいです。
それに、ドライバーのことは信頼していますが、会社を離れてしまうと、実際はどのような行動を取っているのか、確認することができません。そのあたりが属人化と言いますか、ブラックボックス化しているところがありましたので、車内に取り付けることで適正に業務を行う布石になると感じました。

現在は完全に日報を自動化されているのでしょうか?

はい、ほぼ自動化しています。ただ、住所情報だけでは同じ建物にお客様が何社も入っているケースもありますので、その場合は、ドライバーがスマホのアプリを立ち上げ、テキストまたは音声入力で日報に記録しています。紙を保管する必要がなくなり、管理もしやすくなりました。

音声入力でしたら空き時間ですぐに対応できるので、ドライバーさんの負担も軽くなりますね。

あとはやっぱり安全面の機能。幸いここ4、5年は人身事故や物損事故が起きていませんが、そうすると一部で「安全運転について、そこまで気にしなくても大丈夫だろう」と安易に捉えてしまうドライバーも出てきてしまう。ただそれも、たまたま事故が起きていないだけで、危険因子は所々にあると思うんです。
ドライバーにはそれぞれ運転の癖があります。ですから、危険な運転を見つけた際は必ず指導を行いますし、助手席に座って同乗教育を行ったりしますが、それでも本人が納得しないと、簡単に直るものではなかったりするんです。SmartDriveの安全運転診断なら、危険なイベントも細かく記録されますし、スコアやレポートで運転の傾向を客観的に見せることができますので、適切な指導ができるようになりました。

ドライバーの方からの反応はいかがでしたか?

導入当初はネガティブな反応を懸念していたところですが、実際は何もありませんでした。もしかしたら、心の奥で何か思っているかもしれませんが…。
逆に、手書きの運転日報で運用していた時は、休憩時間があまり取れない、急いで仕事しなくてはならないなど、日報そのものが大きな負担になっていたので、その手間がなくなったとポジティブに捉えてくれているドライバーが多いようです。
日報の自動化によって時間に余裕が生まれれば、それが安全かつ丁寧な運転にもつながります。今は、そこをキーワードに理解してもらいながら運用している状況です。

若生様が丁寧に説明されたからこそ、ドライバーの皆さんもしっかり理解していただけたのだと思います。

一度のみならず、繰り返し伝えることで、理解を深めてもらえるように努めてきました。運行管理に携わる者は私以外に5名いますので、みんなで協力しながら進めたことも大きいですね。

一方で多くの企業様から、「デジタルツールに不慣れなドライバーが多く、教えるのが大変」という声も耳にします。東邦運輸倉庫さまはどのようにしてドライバーに利用方法を浸透させていったのですか?

1人で全てのドライバーに教えることは困難ですから、たとえば私が最初に習得したことを次の管理者に伝えて業務を行ってもらい、その管理者が別の担当者に教えて学んでいく…いわゆる数珠繋ぎのような流れで広げていきました。時には私が対面で教え、二度学ぶ環境を作るなど、わかるまで何度も向き合うんです。ITやシステムが得意なドライバーへ初めに教えたので、その彼から次の人へ次の人へと、面倒を見ていただきながら、徐々に浸透していった感じです。

なるほど。最初の導入部分を丁寧に対応されていったことが、浸透の鍵なのかなと感じました。

安全運転スコアで適切な指導が可能に

安全運転の面でもSmartDriveを活用頂いているとのことでしたが、どのような運用をされていらっしゃるのか教えてください。

安全運転スコアは毎日必ず見ています。1日に3回急操作(急ブレーキ・急発進・急ハンドル)が発生していたドライバーには、配送が完了して会社に戻ってきた際に改めてヒヤリングを行い、どのような運転をしていたのか、どのような環境だったのか、原因を把握して次回、改善できるように、直接話すようになりました。

オプションのレポートも契約しておりますので、こちらにもしっかりと目を通しています。導入当初は安全運転スコアの平均が81点でしたが、その後2,3ヶ月で83点あたりを推移するようになりましたし、急操作の回数も減少しています。

長距離走行も多い中、この点数を維持するというのは素晴らしいことだと思います。

ありがとうございます。弊社は1日あたりの配送件数が10〜20件前後で、無理があるようなノルマは設けていませんので、その点も影響しているかもしれません。

日々の業務にスマートドライブが欠かせない

日報、安全運転スコア、レポート、、、多くの機能を活用頂きありがとうございます。若生様が管理者として心掛けていらっしゃることがあれば、教えていただけますか?

管理を強化しすぎると嫌がられてしまいますので、そのあたりは状況を見ながらコミュニケーションを取るようにしています。

SmartDriveでは1日の走行履歴をチェックしていますが、全てを確認するのではなく、距離に対して通常より多くの走行時間がかかっていた場合、アイドリングの時間が長すぎる場合などは、ルートを再確認するなどです。

気分転換でいつもとは違う道を走りたくなる気持ちもわかりますから、そういう気持ちも加味すると、あんまり細かすぎる指導はしたくなくて。ただし、いつもと同じ目的地なのに倍以上の時間がかかっていたとか、度を超えていた場合は直接、声をかけて話を聞きます。

細かい注意が増えるとドライバーにとってはストレスになることも考えられますしね。バランス感が大事と言いますか。

そうですね。大きなトラブルや問題になりそうなポイントを見極めるようにしています。例えば、トラックには商品を積んでいますので、お客様先ではエンジンのキーを回して停止し、必ず施錠するようルール化されています。SmartDriveはエンジンのオンオフで走行履歴のデータが作成されますので、この仕組みによって、お客様先でエンジンを切らない、施錠もしないまま、配送業務が行われていることも可視化されました。

配送先が3件あるのに、その日の走行データが2つしか上がっていなかった場合、エンジンをかけたまま配送に当たったのかなと予測できる。今まで見えなかった行動が遠隔で分かるようになり、思いがけない気づきが多く得られました。何らかの事情がある場合も考えられますが、車両の盗難や商品の紛失は避けるべきことですから、この場合は厳重に注意しています。

手書きの日報だけでは分からない実態ですね。

その他、お伝えが漏れていましたが、リアルタイム機能も便利に活用しています。

ドライバーには基本的に事前にコースを依頼していますが、お客様に急遽、商品を届けるような緊急事態が発生することも少なくありません。そんなとき、「A車がB地域まで戻ってきているから、このまま依頼を出そう」と、電話で片っ端から確認することなく、スムーズな指示出しができるようになりました。

SmartDriveにはかなりの恩恵を受けていて、今では本当に無くてはならないものになっています。

ありがとうございます。最後に、若生様が感じるSmartDriveの一押しポイントを教えてください!

手軽感ですね。他社の車両管理システムは使ったことがありませんが、スマホアプリが分かりやすく、直観的に運用できますので、デジタルに慣れていない年配ドライバーでも簡単に操作できます。また、私の部門は保有台数そのものは少ないですが、協力企業を含めるとトラックが20台以上になります。SmartDriveデバイスはシガーソケットに挿すだけで運用が開始できますので、どんな車両にも簡単に取り付けができ、同じ指標で運転が可視化できるので助かっています。

今後もみなさんに協力いただきながら、配送効率を高めていきたいと思います。

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導入事例をまとめてご紹介

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SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。