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2021年1月6日

もっと効率的に荷物を運ぶために〜求貨求車システム10選

未だ沈静化する様子が見えない新型コロナウイルス。厚生労働省で発表した新しい生活様式の中では感染拡大防止策の一つとして通販の利用が推奨されました。しかし、これは利用者にとっては安心かつ便利であるものの、慢性的な人材不足に悩まされている物流業にとっては負担がかかってしまうことも。
そこで、より効率的な運送を実現することを目的に着目されているのが「求貨求車」という仕組みです。

もっと効率的に荷物を運ぶために〜求貨求車システム10選

求貨求車とは

「荷物があるのにトラックが足りない」「事務所に戻るまでの走行ルートを活用して他の荷物も運べるのではないか」「生産性を向上させてもっと収益をあげたい」そうした各々の要望をマッチングさせ、効率よく荷物を運び、収益アップにつなげる。それを実現可能にするのが求貨求車システムです。ここ数年、ネット通販の利用者が増えたことで、個人宅への荷物、つまり小口輸送が大幅に急増しました。そのため、長距離かつ大規模な案件ばかりでなく、近距離かつ地域に根付いた配送案件が拡大しています。

たとえ、商品を搬送するために専用のトラックを保有していても、今回のコロナのように輸送量が増加した場合は自社、または提携している物流会社だけでは対応しきれないケースも考えられるでしょう。そうした時に、輸送可能なトラックを見つけて依頼ができれば、配送を滞らせることはありません。

運送業としても、目的地に荷物を積みおろしたら再び営業所まで戻るまではトラックが空の状態になります。その際に、走行ルート上に配送する荷物があれば、売上の向上やコスト削減などにつながります。つまり、求貨求車は荷物を運びたい人、そして荷物を運んでくれる人、どちらのニーズにもフィットした利便性の高いサービスなのです。人材不足なのに供給過剰である現代において、効率化を実現し、受注力の向上を実現できるサービスとして再び脚光を浴びています。

求貨求車はいつから始まった?

運送におけるシェアリングエコノミーサービスである求貨求車システム。日本では古くから物流業者と荷主をマッチングさせる業者がおり、このシステム自体は何十年も前から提供されていました。最近になって急激に求貨求車システムが急増した背景には、ITテクノロジーの発達が関係しています。インターネットの普及により、ウェブ上で簡単にマッチングが行えるようになったことで、企業も運送会社も求貨求車の依頼を探しやすくなったのです。また、現在求貨求車のシステムは主に3つあると言われています。

・エージェント型

荷主が直接配送業者や配送できるトラックを探すのではなく、仲介業者が間に入ってニーズにあったサービス、運送会社を紹介するシステム。荷主側も運送会社側も、互いに探す手間がかからないのがポイント。

・掲示板型

荷主と運送会社がサイトの掲示板などに必要な情報と希望を登録し、交渉内容がフィットすれば制約するタイプ。仲介者がいないので、情報を自己発信しなければ情報を得ることができません。また、希望に合わないなどの理由でなかなか成約に至らないケースも。

・シェアリングエコノミー型(マッチング型)

掲示板同様、荷主側と運送会社が直接つながる形態ではあるものの、サービスの運営者がマッチングをサポートしたり、マッチングしやすい仕組みを提供したりしているサービスが多いよう。

求貨求車サービス10選

それぞれの運用形態において、実際にどのようなサービスが提供されているのでしょうか。いくつかピックアップしてご紹介します。

monoful  配車支援サービス「配車プラス」

「簡単・早い・確実」そのうえ、全国対応という非常に便利な求車サービス。荷主は荷物情報を入力するだけで15分以内に回答が送られてくるため、待ち時間によるストレスもなし。2020年現在において、15分以内のマッチング率はなんと100%を誇ります。配車計画や配車手配など、配送に役立つサービスも合わせて活用できるのもポイント。

提供元企業:monoful
金額:月額利用料は2020年12月末まで0円
運用形態:マッチング型

ウェブサイト:https://monoful.co.jp/dplus/speed

Hacobu  「MOVO配送マッチング」

「運ぶを最適化する」ために、トラック予約受付や動態管理、流通資材モニタリングサービスなど、物流のデジタルトランスフォーメーションを加速させるさまざまなサービスを提供しているHacobu。同社は運送業向けサービスで培ってきたネットワークを強みとし、必要な時に必要なぶんだけ利用できる配送マッチングサービスも展開しています。2トン車、4トン車など、荷物の大きさや積載量に応じて安価にトラックが手配できます。料金シミュレーションが事前にできるのも◎。

提供元企業:Hacobu
金額:シミュレーターで区間・車両を選択すると金額の目安が表示される
運用形態:エージェント型

ウェブサイト:https://movo.co.jp/shipment_matching

SBSロジコム 「iGOQ」

出典:SBSロジコム

運び手を探している荷主と運ぶ荷物を探しているトラックをマッチングさせる「iGOQ」は、2019年の秋にリニューアルしたばかり。荷主側が希望の運賃を提示したり、提示されて金額に対し、運送会社が希望金額を提案できたりするという特徴を備えています。また、「iGOQ」にはSBSグループで日々、発生するトラックの輸送案件も反映されているため、運送企業は豊富な案件から希望にあったものを選び、受注することが可能です。

提供元企業:SBSロジコム
金額:運送会社の登録料は無料
運用形態:マッチング型

ウェブサイト:https://igoq.jp/app/

トラボックス 「トラボックス」

出典:トラボックス

月平均14万件以上が掲載されているという国内最大級の求貨求車サービス、トラボックス。ウェブサイト上ではリアルタイムで空きトラック数、荷主数、見積もり依頼、新規荷物情報が表示されています。条件を細かく設定して検索できるため、希望に沿った案件が簡単に見つかります。困った時はスタッフがサポートしてくれるのも心強いですね。2001年日経インターネットアワードを受賞した老舗サービスです。

提供元企業:トラボックス
金額:プレミアムプランは6,000円、無料プランあり(14日間の無料お試し期間あり)
運用形態:掲示板型

ウェブサイト:https://www.trabox.ne.jp/

トランコム 「みんなのコンパス」

出典:トランコム

全国各地、38の拠点から運行状況に応じた荷物情報を提供し、空車回送の削減、売上向上、運行の効率化の実現を目指してサービスを提供しているのがトランコムです。同社のみんなのコンパスは、配車業務以外にも請求、伝票処置などの間接業務もサポートしている求貨求車プラットフォーム。パソコン、スマホ、タブレットから利用可能で、配車情報、誘導内容をいつでもどこでも確認できます。老舗ならではの安心感と、万全のサポート体制が整っています。

提供元企業:トランコム
金額:無料
運用形態:エージェント型

ウェブサイト:https://www.tranavi.net/

キャリーテック 「キャリーオン」

出典:キャリーテック

運んで欲しい荷主企業と運送業をマッチングさせるサイト、キャリーオン。姉妹サイト「キャリーアップ」に登録されて荷物情報も掲載しているため、一般企業ともマッチングが可能です。また、一つの荷物情報に対して複数のオファーが出せる新機能もスタートし、マッチングの成立がしやすくなっています。

提供元企業:キャリーテック
金額:入会金、月会費は2021年3月まで無料。成約手数料は運賃の5〜10%
運用形態:マッチング型

ウェブサイト:https://www.carryon-logi.jp/

ケーエー企画 「軽のシゴトドットコム」

出典:ケーエー企画

軽貨物のみの求貨求車情報を掲載している軽のシゴトドットコム。掲載企業は日本郵便からヤマト運輸、赤帽、共立トランスポートなど、有名企業が名を連ねます。単発のお仕事だけでなく、契約社員、業務委託契約のドライバーの仕事も掲載されています。

提供元企業:ケーエー企画
金額:無料
運用形態:掲示板型

ウェブサイト:https://k-sigoto.com/

カーゴクルー 「カーゴクルー」

出典:カーゴクルー

トラックの積載率向上を目的とし、2019年10月からサービスがスタートした求貨求車システムのカーゴクルー。使いやすさを追求した無駄のないデザインで、登録方法もカンタンです。

提供元企業:カーゴクルー
金額:無料キャンペーン中
運用形態:掲示板型

ウェブサイト:http://www.cargoclue.com/index.php

宮崎運輸 「無駄無便」

出典:宮崎運輸

月々2,500円の月額で利用できるオンライン運送システム。初めて利用をする場合もわかりやすいマニュアルがダウンロードできるので安心して活用できます。

提供元企業:宮崎運輸
金額:月額2,500円
運用形態:掲示板型

ウェブサイト:http://www.torayama.jp/mudanashi/index.html

四国貨物配送センター 「いてカエル」

出典:四国貨物配送センター

四国〜関西間に特化した求貨求車サービス。四国貨物配送センターのマスコットキャラクターである「いてカエルくん」が配送業務をスマートにフォローしてくれます。

提供元企業:四国貨物配送センター
金額:無料
運用形態:掲示板型

ウェブサイト:http://www.fc-shikoku.com/index.php