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2021年9月13日

私たちの生活が変わる!IoTがもたらす未来とは?

今まで見えなかった情報が、データとして見える化できる。それを実現してくれるのがIoTです。機械学習、クラウド、ロボットなどなど、近年、多くのテクノロジーが進化を続けています。

今後のビジネスや生活にも密接し、効率的かつ利便性の高いサービスを提供するカギを握るIoTとは?

私たちの生活が変わる!IoTがもたらす未来とは?

IoTとは

IoTは、Internet of Things(インターネット・オブ・シングス)の頭文字をとった略語で、通常はモノのインターネットと呼ばれています。米・ガートナー社によると、IoTは「物理的なモノのインターネットであり、自らの状態や周辺状況を感知し、通信し、何かしらの作用を施す技術が埋め込まれている」と定義しています。あらゆるモノが、インターネットとつながることで、今まで取得できなかった非常に膨大なデータを取得できたり、モノ同士をつなぐことで生活を向上させたりできる、非常に有用な仕組みとして近年は普及が広がっています。

要望を伝えるだけで作動してくれるスマートスピーカー、スマホ一台でカギを開閉できるスマートロック、室内の温度をセンサーで管理し、適正に保ち続けるエアコン機能、自動で点灯する照明など、生活面においては、機能性の高さと利便性、安全面やコスト削減を実現するスマート家電、スマートホームという言葉を耳にするようになりました。すでに身近な場所、そして非常に多様なシーンで使用されるようになりつつありますが、5Gの普及拡大によって、さらにIoTの利用シーンは広がるといわれているのです。

IoTの仕組み

IoTを使える状態にするには、①センサーやハードウェアなどのデバイス、②データを活用するためのクラウドサーバ、③デバイスとサーバをつなげる通信手段、これら3つの要素が不可欠です。モノに搭載されたデバイスがネットワーク(通信)を介して、クラウドワーバに接続され、相互に情報交換ができるようになっています。

最近ではこどもから高齢者、そして世界中の非常に多くの方がスマホを所有しています。スマホには通常、回線契約者のID番号が記録されたSIMカードが挿入されており、これを通してデバイスとクラウドサーバがつながり、情報を取得しているのです。つまり、SIMカードがなければスマホが使えないということ。IoT仕組みとしては、この状態とほとんど同じです。

MaaSやCASEの実現にはIoTが必要

IoTはモビリティ業界においても多様なシーンで活用されています。

CASE

C(コネクテッド)

コネクテッドカーは、外部とのネットワーク接続機能を搭載したクルマのことを言い、通信部分において、IoTが活躍します。クルマにデバイスを搭載することでクルマに関するあらゆるデータを収集・分析することが可能になり、クルマやサーバと相互間で情報のやりとりが行えるようになります。

自動車を構成する部品や装置にセンサーデバイスを取り付けることで、安全が行き届いた快適な走行から自動車の健康管理、車両管理、そして充実したエンターテイメントまで、多岐にわたり利用できるのが特徴です。

A(自動運転)

自動運転においては、IoTで自動車にセンサーデバイスを搭載し、位置情報や走行状況などのデータ取得に活用します。これらのデータをクラウドに集約し、AIが分析、その結果をクルマにフィードバックしながら、データをもとにした安全かつ快適な運転が実現できるのです。

S(シェア・サービス)

IoTによってクルマから取得した位置情報、稼働状況などをもとに、サービスへ落とし込むことができます。稼働状況から有用性を把握し、改善策を考え、PDCAを回してサービスを成長させることも可能です。

E(電動自動車)

世界的な流れからも、今後、主流になるだろうと期待されている電動自動車(EV)。IoTは、車体の管理にも活用されますが、EVの利用に欠かせない充電についても重要な役割を担います。最近では、専用のスマホアプリで対象の充電器を自動認識できるIoT EV充電インンフラプラットフォームがサービスを全国へ広げています。

MaaS

乗り合いタクシー、オンデマンド交通など、最近では地域の課題を解決し、シームレスかつ快適な移動を提供するサービスが誕生しています。IoTで収集した位置情報や稼働状況などのデータをもとにAIが最適なルートの検索、マッチング、運行を提案することで、効率的かつ利便性の高いサービスの提供が可能に。

CASEやMaaS以外にも、位置情報を活用したバスの接近状況を誰でもわかるように案内・表示するバスロケーションシステムにも利用されています。これはすでに京都市交通局の市営バスのバス停に設置されており、観光客が多く、渋滞が発生しやすい地域では非常に役立っています。

また、車両管理システムとしても最近では広く、企業に活用され、効率的な運行や業務改善以外にも、ドライバーや管理者に安全運転を周知させるという効果も。

IoTはスマートシティには欠かせない!

スマホの普及と公共Wi-Fiの整備により、ますます導入の幅が広がっているIoT。IoTによってあらゆるデータが集まることで、農作物の管理、効率的な物流、災害時の早急な支援など、多くの社会課題を解決し、人々が暮らしやすい街を実現できるようになります。エネルギーから交通、社会インフラ、公共・民間サービスなどの生活インフラを効率的に管理・運用することを目指したスマートシティの構築にもIoTの活用は欠かせません。

すでに国内外ではスマートシティの構築が進んでいます。少子高齢化、労働人口不足などを補いつつ、効率的に機能する次世代都市・スマートシティによって、今後新たなビジネスも創出されていくことでしょう。