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2020年6月28日

ドライバーエンゲージメントとは?管理者だけでなくドライバーにも嬉しい車両管理システム

営業が社外でサボっていないか監視したい、効率よく顧客訪問をして営業生産性を高めたい。危険運転やあおり運転も心配だし、ヒヤリハットを把握して安全運転指導に力を入れたい。車両の稼働率を把握して、不要な社用車の削減にも取り組みたい…。などなど、企業が車両管理システムを導入する理由や目的は様々です。ですが、それらのほとんどは管理者目線のものばかり。実際に運転するドライバーにとっての目的やメリットはないのでしょうか?

ドライバーエンゲージメントとは?管理者だけでなくドライバーにも嬉しい車両管理システム

クラウド車両管理システムSmartDrive Fleetでは、もっとドライバーの方が自ら安全運転を楽しむことができるような、エンゲージメント機能を提供します。本機能を活用することで従業員満足度の向上や、楽しみながら安全運転に取り組むことができるようになります。本記事では、そもそも従業員満足度を向上することの重要性と合わせて、ドライバー向けのエンゲージメント機能について紹介します。

従業員満足度は業績にも影響する

ここ数十年で、日本の雇用環境は大きく変化しました。終身雇用はすでに過去のものとなり、転職は一般的に。労働人口の減少は止まらず、「働く会社の選び方」にも変化が見られ、大手企業であっても企業のネームバリューだけで新規採用を進めることが困難になってきています。つまり、「会社からは人が去りやすく、一方で採用も難しい」という状況で、この傾向は今後も加速していくでしょう。こうした背景もあり「企業と従業員との関係性づくり」を強化し、従業員満足度を向上することで、従業員の定着率を上げるための取り組みが様々な企業で行われています。

また、最近では従業員満足度を高めることは、最終的に企業の業績を高めることに繋がるという事実も明らかになってきています。従業員満足度と業績の間には何も関係が無いように見えるかもしれませんが、実は大きく影響しあっているのです。

ハーバード・ビジネス・スクールの教授で、顧客満足の権威であるジェームス・L・ヘスケットは、著書「カスタマー・ロイヤルティの経営」の中で「ES(従業員満足度)とCS(顧客満足度)との間に、99%の因果関係が認められた」と明言しています。

他にも、松岡孝介氏と鈴木研一氏が発表した論文「従業員満足度,顧客満足度,財務業績の関係―ホスピタリティ産業における検証―」では、ホテル業界での調査において「従業員満足度とサービスの質には相関があり、同時にサービスの質と顧客満足度にも相関がある。さらに顧客満足度は稼働客室あたりの利益を向上させ、つまり財務業績に良い影響を与えている」という調査結果を報告しています。

ホテル業界においては、リッツ・カールトンのクレドカードに代表されるように、従業員満足度を上げることがひいてはお客様の満足に繋がり、最終的に自社の利益に繋がるという思想は以前からある程度定着していました。近年の雇用環境の変化に伴い、製造業や卸売業といったサービス産業以外の業種においても、従業員満足度を向上することで、従業員の定着だけではなく業績向上までを目指す、という動きが注目され始めています。

管理のために導入する車両管理システムは、従業員満足度を下げる?

「自社は誰かを直接接客するサービス業ではないのだから、従業員満足度はそこまで重視しなくても良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。

では仮に、日常的に社用車で運転をしている企業の従業員満足度が低い場合、どういったことが起こりうるのでしょうか。常に会社に対する不満がある状態は、ストレスや悩みを抱えながら運転をすることにつながり、その結果運転に対する集中力が欠けてしまいます。交通事故の原因の大部分は運転者の不注意によるものです。ひとたび対人事故が起きてしまうと、社会的な信用の失墜はもちろん、事故を起こしてしまったドライバー自身にも精神的身体的な負担がのしかかります。保険料の割増や事故後の対応といった金銭的な影響も出るでしょう。「従業員満足度を上げて業績向上を」という以前に、大きな負債を負ってしまうことになるのです。

事故削減や業務効率改善などの目的で車両管理システムを導入する企業が増えていますが、導入理由がしっかりと社内で認知されていない場合、「会社は自分たちを信用してくれない」「いつもGPSで監視されている」ととらえられ、従業員満足度が下がってしまうことになりかねません。

そうした懸念を払拭するには、管理者は導入の意味や目的を丁寧に説明すると同時に、ドライバーの満足度を高められるような仕組みを検討するのが良いでしょう。

ここでは、楽しむように安全運転を推進する、車両管理システムのドライバーエンゲージメント機能を詳しく紹介します。

従業員満足度を高めるドライバーエンゲージメント機能とは

SmartDrive Fleetでは、シガーソケットに装着する車載デバイスを利用して、運転のクセや急加速・急ブレーキ等のヒヤリハット操作を測定し、スコアリングを行います。ドライバーエンゲージメント機能では、算出されるスコアに応じてドライバーにポイントを付与し、ポイントはさまざまなクーポンや特典と交換ができます。例えばこの仕組みを福利厚生の一環として活用することで、「監視されている」「危険運転を注意される」といったマイナス感情を喚起するのではなく、ドライバーが自ら「運転(スコア)を向上させたい」と思えるような、ポジティブな意識変容を促すことができるのです。

安全運転を行うことが具体的なポイントという形でフィードバックされるため、「正しいことをしたら評価される」と感じられる土壌が生まれ、ドライバーの満足度は向上し、同時に安全運転も推進され事故抑制にも繋がる、という両軸での効果が期待できます。これが「ドライバーエンゲージメント機能」のメリットです。

機能紹介:ドライバーエンゲージメント

まだまだある、ドライバーに役立つクラウド車両管理システム関連機能

車両管理を行う管理者は、管理効率や監視目線だけではなく、どうすれば事故削減や従業員満足度、業績向上に貢献できるのか、そのためには何が必要かといった視点で、車両管理システムを選ぶことが大切です。「ドライバーにとってもメリットがあるものかどうか」というのは、効果を出す上でも重要なポイントではないでしょうか。SmartDrive Fleetには、ドライバーエンゲージメント機能の他にも、管理者・ドライバー双方に役立つ多数の機能が備わっており、その一部を紹介します。

安全運転・危険運転の可視化

走行の履歴はクラウド上にタイムリーに自動保存され「いつ・誰が・どこを・どのように走行したか」という情報を管理者もドライバー自身も振り返ることができます。ヒヤリハットに繋がる運転がいつどこで起きたのか、その日の走行時間と距離は問題なかったか、といったデータを取ることは、ドライバーが適切な環境下で働けているかを見る指標になり、企業として従業員を守ることに繋がります。

機能紹介:走行履歴・G-Force

負担なく運用できるデバイス仕様

車両管理を行う上でも、ドライバーの満足度を高める上でも、そもそものデバイス設置や操作が負担となってしまっては、運用が定着しません。SmartDriveデバイスは車のシガーソケットに挿すだけで車両管理をスタートできます。

機能紹介:SmartDriveデバイス

走行分析レポートで人事評価やフィードバックを

管理者は車両管理システムを導入するだけではなく、きちんとデータを分析しPDCAを回し、自社の目指す効果を出していく必要があります。モビリティレポートでは、個人・チーム別のスコア経過や稼働状況など、様々な軸で分析が可能です。この結果を人事評価や社内表彰に活用することで、ドライバーに公正なフィードバックを行い、社内の意識向上を図ることができるでしょう。

機能紹介:モビリティレポート

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